京都でITコミュニティイベント3件を開催|不思議な宿・佛現寺
京都でITコミュニティを運営する企業・団体へ。2026年8月に開催した交流会、もくもく会、納涼会から、参加目的ごとに形式と会場を分ける運営設計を紹介します。

京都でITコミュニティの運営や共催を検討している企業・団体に向けて、2026年8月に開催した3つのイベントを報告します。結論から言えば、交流・集中作業・懇親という参加目的を一つの企画に詰め込まず、形式と会場を分けたことが、初参加者を含む多様な人が関わりやすい場づくりにつながりました。本記事では、開催事実と写真をもとに、京都で地域コミュニティを設計する際の実務的な学びを整理します。
開催概要:2026年8月の3イベント
今回開催したのは、8月21日の「夏のITエンジニア交流会」、8月23日昼の「みやこもくもく会#61」、同日夜の「みやこ納涼会2026」です。
・8月21日:夏のITエンジニア交流会@不思議な宿 屋上テラス
・8月23日 15:00〜18:00:みやこもくもく会#61 with Digital Nomad Kyoto@佛現寺
・8月23日 18:00〜21:00:みやこ納涼会2026 with Digital Nomad Kyoto@佛現寺
3件は同じ「京都のITコミュニティイベント」でも、参加者が期待する時間の過ごし方が異なります。交流会は対話、もくもく会は個人作業、納涼会は食事を囲んだ関係づくりを中心に設計しました。
不思議な宿の屋上でITエンジニア交流会
8月21日は、不思議な宿の屋上テラスでITエンジニア交流会を開催しました。開放感のある屋外空間を使い、仕事や開発の話だけでなく、京都での暮らし、個人の活動、これから挑戦したいことまで自然に話題が広がりました。
この形式で重視したのは、発表者と聴講者を固定しないことです。全員が話し手にも聞き手にもなれるため、特定の技術テーマを持っていなくても参加しやすくなります。京都で初めてIT系イベントに参加する人にとっても、会話から入れる交流会は入口として機能します。
詳細:https://mit.connpass.com/event/401791/
佛現寺の本堂でもくもく会#61
8月23日午後は、佛現寺で「みやこもくもく会#61 with Digital Nomad Kyoto」を開催しました。参加者は本堂にノートPCを広げ、開発、学習、資料作成など、それぞれが持参した課題に取り組みました。
もくもく会は、同じ課題を全員で解く勉強会ではありません。取り組む内容を自分で決められるため、経験年数や専門領域が違っても同じ場を共有できます。静かに集中する時間と、休憩中に相談・情報交換する時間を共存させることで、作業の進捗と新しい接点の両方を生み出せます。
寺院という非日常性のある会場も、普段の職場やオンライン会議とは気分を切り替える助けになりました。一方で、長時間の作業に必要な電源、通信、机の配置、室温といった基本条件は事前に確認しています。特徴的な会場を活かすには、雰囲気だけでなく作業環境を整えることが欠かせません。

詳細:https://mit.connpass.com/event/402031/
同じ佛現寺を納涼会の場へ切り替える
同日18時からは、同じ佛現寺で「みやこ納涼会2026 with Digital Nomad Kyoto」を開催しました。PCに向かうもくもく会から、食事を囲んで話す納涼会へ場の使い方を切り替えています。
昼の作業時間で互いの関心を知った参加者は、夜の懇親時間に会話を続けられます。また、納涼会から参加する人もいるため、途中参加しやすい受付や案内が必要です。連続開催は会場準備や運営人員を共有できる利点がありますが、目的が切り替わったことを参加者が理解できる進行設計も重要です。

詳細:https://mit.connpass.com/event/402032/
3形式を分けた運営上の理由
今回の3イベントから得た中心的な学びは、参加目的を明確にすると、告知、会場、当日の進行を一貫させやすいということです。
交流会では、会話のきっかけと出入りのしやすさが重要です。もくもく会では、集中できる座席、電源、通信、適度な休憩が重要です。懇親会では、食事の配置、安全管理、初参加者が孤立しない進行が重要です。
「誰でも参加できるイベント」を目指す場合でも、1回の催しですべてを満たそうとすると、参加者が何をしに行く場なのか分かりにくくなります。目的ごとに形式を分け、必要に応じて同日・同会場で接続する方が、参加前の期待値と実際の体験を合わせやすくなります。
京都の会場を活かす設計
屋上テラスと寺院は、いずれも一般的な会議室とは異なる京都らしい会場です。ただし、会場の魅力は写真映えだけでは評価できません。参加者が安心して滞在できる導線、雨天時の対応、音量への配慮、電源と通信、飲食の可否、撤収時間まで含めて運営可能性を判断します。
地域に根ざした場所でイベントを開くことは、参加者に新しい京都の一面を知ってもらう機会にもなります。会場提供者、地域コミュニティ、主催者がそれぞれの役割を事前に共有することで、単発の貸し会議室利用を超えた継続的な関係を築けます。
共催・会場提供を検討する方へ
Netsujoは、京都を中心にIT・クリエイティブ分野のコミュニティ運営と、地域の場所を活かしたイベント企画に取り組んでいます。企業・団体の技術広報、採用広報、地域連携、会場活用など、目的に応じて企画の形式を設計します。
共催や会場提供を検討している方は、Netsujoのコミュニティページをご覧ください。
https://netsujo.jp/community
参加者として今後のイベントを探したい方は、みやこでITのイベント一覧をご覧ください。
https://www.miyakodeit.com/events
よくある質問
Q. 3つのイベントは誰でも参加できましたか?
A. 各イベントの対象や申込条件はconnpassの募集ページに掲載しています。今後の開催についても、最新のイベントページでご確認ください。
Q. もくもく会では何をするのですか?
A. 開発、勉強、資料作成など、自分で決めた課題を持ち込み、同じ場所で集中して進めます。講義形式ではなく、必要に応じて参加者同士で相談や情報交換を行います。
Q. 企業や団体でも共催できますか?
A. 目的、対象者、会場条件を確認したうえで企画を検討します。単なる集客だけでなく、参加者にどのような時間を提供するかを一緒に設計します。
Q. 京都で特徴のある会場を提供できますか?
A. 会場の広さ、設備、利用条件、安全面、近隣への配慮などを確認し、イベントとの相性を検討します。まずはNetsujoのコミュニティページからご相談ください。
一次情報と関連ページ
本記事は、各イベントの募集ページと当日写真をもとにした開催報告です。参加人数や個別の発言について、確認できない数値・コメントは記載していません。
イベント詳細:
https://mit.connpass.com/event/401791/
https://mit.connpass.com/event/402031/
https://mit.connpass.com/event/402032/
参加者向けの写真付き開催レポート:
https://www.miyakodeit.com/blog/kyoto-summer-community-events-2026
著者

飯田 友広
代表取締役
Netsujo株式会社 代表取締役。京都発のWeb3・AI実装スタートアップを2023年6月に創業。Webサイトを営業基盤として捉え、経営・営業・検索・生成AI・コンバージョン・計測を横断して課題と改善優先順位を整理する「Netsujo SIGNAL」を設計・運営。京都ビッグデータ活用プラットフォーム参画(小規模企業会員・ベンチャー)、同プラットフォーム発のワーキンググループ「Chain Up KYOTO」参画(2026-03-10)、IVS2026サイドイベント「なぜ京都でWeb3.0ビジネスなのか」を京都府庁旧議場で開催(2026-07-02・Netsujoとして主催、企画・登壇・運営/京都府デジタル政策推進課は共催)。京都美術工芸大学での講義・龍谷大学でのセミナー実績、ITコミュニティ「みやこでIT」(connpassメンバー614名・イベント167件・2019年2月から運営)運営。NPO法人NEMTUS理事、BAR KRYPTO運営。ソーシャル企業認証「S認証」認証企業(2026年2月認証・2026年4月公表)。技術領域はWeb3/ブロックチェーン/DID/NFT/生成AI/コミュニティ運営。
プロフィールを見るNetsujoについて
Netsujo株式会社は京都を拠点に、Web3・AIを活用した事業開発、PoC、システム・アプリ開発、自治体・行政向けDXを支援しています。Netsujo SIGNALでは、検索・生成AI時代のWeb営業基盤を提供しています。
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