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SEO・AIO

検索表示が5ヶ月で
約25倍になった記録

— 旧サイトからNext.jsへ移行し、記事をゼロから積んだ5ヶ月をGSC/GA4の実数で記録します

この記事は、Netsujoが自社サイトnetsujo.jpを旧サイトからNext.jsに移行し、記事をゼロから積み上げた約5ヶ月間の検索流入を、Google Search Console(GSC)とGA4の実数で記録したものです。

表示回数・クリック・順位・CTRが、実際にどの順序で動いたのか。伸びた部分だけでなく、CTRが下がった副作用まで、盛らずに記録します。これは自社1サイトのn=1事例であり、要因は複合的です。「移行したから増えた」と断定するための記事ではありません。

この記事の要点

  • 表示回数は2026年2月の1,296から6月の32,890へ約25倍、クリックは暦月で60から410へ約6.8倍、平均順位は14.9位から8.2位へ改善しました。GA4のOrganic経由セッションも108から656へ増えています。

  • 動いた順序は「表示回数が先、クリックが後追い」でした。一方でCTRは4.63%から1.25%へ下がっており、伸びと副作用が同時に起きています。

  • これは自社1サイトのn=1事例です。クリック上位には社名での指名検索が含まれ、記事コンテンツ単体の成果と完全には切り分けていません。業種・競合・時期が違えば数字は変わります。

— 01

5ヶ月で何が起きたか(結論の数字)

移行と記事投入のあと、最初に大きく動いたのは「クリック」ではなく「表示回数」でした。GSC実数は次のとおりです(site=netsujo.jp・暦月・dataState=final)。

クリック表示回数CTR平均順位
2026-02601,2964.63%14.9
2026-03741,7004.35%11.6
2026-0415810,4551.51%9.1
2026-0526323,3661.13%8.9
2026-0641032,8901.25%8.2

表示回数は約25倍、クリックは約6.8倍、平均順位は14.9位から8.2位へ改善しました。GA4のOrganic経由セッションも、2月の108から6月の656へ増えています。

なお、クリック数の上位には「netsujo株式会社」「netsujo」といった指名検索(社名での検索)が含まれます。ここで示す数値は指名検索を含む総数であり、記事コンテンツ単体の成果と完全に切り分けたものではありません。

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旧サイトが1年横ばいだった話

移行前の旧サイトは、検索流入がほぼ横ばいでした。2025年3月から2026年1月にかけて、クリックは月66〜123の範囲を上下し、平均順位はむしろ悪化する月もありました(2025年6月は45.7位)。ページ数が限られ、検索エンジンに見せられる情報の面が増えていかない状態だったと考えられます。

2026年3月末にNext.jsへの移行を行い、その後に記事を投入し始めてから、数字の動き方が変わりました。ここから先は「何を作ったか」の話です。

— 03

移行と記事92本の中身(何を作ったか)

移行時点の記事本数はゼロでした。リポジトリの最初のコミットは2026年3月27日の「Initial commit from Create Next App」です。そこから記事を積み上げ、2026年7月13日時点で、コードで持つStatic記事が92本、CMS管理のニュース等を含めた/blog配下URLは計113本になりました。記事量産の起点は2026年4月8日で、この日に11本を一度に投入しています。

作ったのは、Web3・ブロックチェーン・AIやSEO/AIOの実務解説記事が中心です。表示・クリックを牽引しているページの例は次のとおりです(GSC・累計クリック)。

RWAガイドのように、クリック数のわりに表示回数が桁違いに大きいページがあります。これが次の節の「表示が先に伸びる」話につながります。

— 04

クリックより表示が先に伸びる実測

記事を投入したあと、数字は「表示回数→クリック」の順で動きました。2026年4月に表示回数が1,700から10,455へ跳ね上がった一方、クリックは158にとどまっています。つまり、検索結果に「表示される回数」が先に増え、そこから実際のクリックが後追いで積み上がる、という順序です。

これは実務上とても大事な感覚です。記事を出してすぐクリックが増えなくても、表示回数が伸びていれば、検索エンジンにコンテンツの面が認識され始めているサインと考えられます。表示回数の伸び(1,296→32,890=約25倍)は、クリックの伸び(約6.8倍)よりも先行し、かつ大きく動きました。

補足として、直近28日のローリング集計ではクリックが440台に達する日もありますが、これは暦月の合計とは集計単位が違います。倍率を語るときは単位を揃える必要があるため、本記事では暦月どうしで比較した「2月60→6月410=約6.8倍」を主指標にしています。

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CTRが下がった正直な話とこれから

伸びと同時に、隠せない副作用も出ています。CTRは2026年2月の4.63%から6月の1.25%へ下がりました。

理由は、母数の拡大とその途中段階にあると考えられます(この因果は計測で確定したものではなく、示唆にとどまります)。記事が増えたことで、情報を調べる系のクエリに対して平均8〜9位あたりで大量に表示されるようになりました。上位ではあるものの1位ではない位置に「表示される回数」が急増したため、表示あたりのクリック率は下がります。表示回数が25倍に膨らむなかでクリックが6.8倍に増えたなら、割り算としてCTRが下がるのは自然な動きです。

ここから先の課題は、増えた表示を「クリックされる表示」に変えていくことです。タイトルと説明文の見直し、検索意図により正確に答える本文、順位を8位台から上へ押し上げる更新。平均順位は14.9位から8.2位へ改善しているので、伸びしろはこの帯にあると見ています。これは当社の運用目安であり、普遍的な正解ではありません。

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この経験をSIGNALでどう使うか

Netsujoは、このSEO/AIO改善の支援サービス「SIGNAL」を提供しています。上に書いた「表示が先に伸びる」「CTRは母数拡大の途中で下がりうる」といった数字の動き方は、自社サイトで実際に踏んだからこそ、支援先にも同じ順序で説明できます。

SIGNALは検索順位やAI回答への掲載を保証するものではありません。できるのは、GA4・Search Consoleの実データから優先順位を決め、原稿・構造化データ・計測仕様といった実装できる成果物まで作ることです。

まず自社サイトが検索・生成AIにどう見えているかを知るところから始められます。公開情報だけで確認でき、GA4やSearch Consoleの共有は不要です。

この記事の著者

飯田 友広

飯田 友広

代表取締役

Netsujo株式会社 代表取締役。京都発のWeb3・AI実装スタートアップを2023年6月に創業。Webサイトを営業基盤として捉え、経営・営業・検索・生成AI・コンバージョン・計測を横断して課題と改善優先順位を整理する「Netsujo SIGNAL」を設計・運営。京都府ワーキンググループ「Chain Up KYOTO」参画(2026-03-10)、IVS2026サイドイベント「なぜ京都でWeb3.0ビジネスなのか」を京都府庁旧議場で開催(2026-07-02・Netsujoとして主催、企画・登壇・運営/京都府デジタル政策推進課は共催)。京都美術工芸大学での講義・龍谷大学でのセミナー実績、ITコミュニティ「みやこでIT」(connpassメンバー609名・イベント162回以上・2019年2月から運営)運営。NPO法人NEMTUS理事、BAR KRYPTO運営。ソーシャル企業認証「S認証」認証企業(2026年2月認証・2026年4月公表)。技術領域はWeb3/ブロックチェーン/DID/NFT/生成AI/コミュニティ運営。

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この記事が向いている方

  • 自社サイトのSEO・AIO改善を検討し、外注前にリアルな数字の動き方を知りたいBtoB企業の担当者

  • 記事投入後に表示・クリック・順位がどの順序で動くのかを把握したい方

  • サイト移行の検索流入への影響を、実測ベースで社内に説明したい方

— 壁打ち相談

読者のよくある相談

記事を読んだ後に「自分の状況だとどう判断すべきか」を整理するための壁打ち相談を受け付けています。下記のような相談例が当てはまる方は、お気軽にご連絡ください。

Q. サイトを移行すれば検索流入は増えますか?

本記事はn=1事例で、移行だけを要因と断定はできません。移行後に記事の面を増やしたことと合わせて数字が動きました。

Q. 記事を出してもクリックが増えません。失敗ですか?

当社では表示回数がクリックに先行して動きました。表示が伸びているかをまず確認することをおすすめします。

Q. CTRが下がったら悪い状態ですか?

表示回数が大きく増える途中では、割り算としてCTRが下がることがあります。順位帯と表示数を合わせて見ます。

上記いずれかが該当する場合、初回30分の壁打ち相談で論点整理に対応します。記事に書ききれない個別事情を踏まえた判断材料が必要な段階こそ、壁打ちが活きやすいフェーズです。

SEO/AIO支援|Netsujo SIGNAL

まず無料で、自社サイトの現状を確認する

無料スキャンは公開情報だけで確認でき、GA4やSearch Consoleの共有は不要です。自社サイトが検索・生成AIにどう見えているかを知るところから始められます。検索順位やAI掲載を保証するものではありません。

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