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— CHECKLIST

PoC稟議の通し方
チェックリスト

社内承認に進めるために整理すべき実務項目を7ステップで確認

大企業・新規事業のPoC(概念実証)を社内稟議で通すために、起案前に整理しておきたい実務項目を7ステップにまとめたチェックリストです。目的の明確化から、仮説の絞り込み、既存システム連携、段階的予算、Go/No-Go基準、ステアリング、体制までを通して確認できます。

特定の技術や製品に依存した記述は避け、稟議を起案する立場の方が一般的に押さえておくべき論点を整理しています。成果を保証するものではなく、社内検討の出発点としてご利用ください。

稟議の進め方を相談する

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本資料の使い方

このチェックリストは7ステップ構成で、合計37のチェック観点を整理しています。

  • 第2章: 目的・課題の明確化5項目)
  • 第3章: 検証仮説の設定5項目)
  • 第4章: 既存システム連携の範囲確認6項目)
  • 第5章: 段階的予算・稟議フロー6項目)
  • 第6章: Go/No-Go・撤退基準5項目)
  • 第7章: ステアリング・進捗共有5項目)
  • 第8章: 推進体制5項目)

各項目はYes / No / 未確認 で評価し、稟議の起案前に担当者間で状態を共有する使い方を想定しています。すべてYesである必要はありません。未確認項目をリストアップし、リスクとして付記したうえで起案に進むことも選択肢の一つです。

要点

  • ・37項目を7ステップに分割
  • ・Yes / No / 未確認 で評価
  • ・未確認項目をリスクとして把握したうえで起案を進める

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ステップ1: 目的・課題の明確化

PoCで何を確かめるのかを、稟議を読む人に伝わる粒度で言語化するための観点です。

稟議で最初に問われるのは「なぜPoCが必要なのか」です。技術の説明より先に、解決したい業務課題と、PoCで判断したい問いを1〜2文で言語化できる状態を目指します。

  1. 1

    解決したい業務課題が1〜2文で説明できる

    YesNo未確認
  2. 2

    PoCで判断したい問い(本番に進めるか否か)が明確になっている

    YesNo未確認
  3. 3

    なぜ今このタイミングで検証するのかが説明できる

    YesNo未確認
  4. 4

    PoCをしない場合に想定される影響・機会損失が整理されている

    YesNo未確認
  5. 5

    関係する既存事業・部門が把握されている

    YesNo未確認

要点

  • 技術の説明より先に課題を言語化する
  • PoCで「何を判断したいか」を一文で言える状態にする

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ステップ2: 検証仮説の設定(1〜3個)

検証する仮説を絞り込み、PoCのスコープを稟議で説明できる単位にするための観点です。

仮説を増やしすぎると検証期間も費用も膨らみ、稟議が通りにくくなります。本番判断に直結する仮説を1〜3個に絞ることで、スコープと費用の妥当性を説明しやすくなります。

  1. 1

    検証する仮説が1〜3個に絞られている

    YesNo未確認
  2. 2

    各仮説に「検証できたと言える条件(評価指標)」が定義されている

    YesNo未確認
  3. 3

    仮説が本番判断に直結している(検証しても判断に使えない仮説を除外した)

    YesNo未確認
  4. 4

    仮説の優先順位が付けられている

    YesNo未確認
  5. 5

    評価指標の計測方法が決まっている

    YesNo未確認

要点

  • 本番判断に直結する仮説を1〜3個に絞る
  • 「検証できたと言える条件」を仮説ごとに先に決める

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ステップ3: 既存システム連携の範囲確認

本番移行で手戻りが起きやすい連携範囲を、PoC段階で稟議に明記するための観点です。

既存システムとの接続点は、本番移行時に手戻りが発生しやすい論点です。PoC段階で連携範囲とテスト方法を確認しておくことで、後工程の追加費用やスケジュール遅延のリスクを抑えやすくなります。

  1. 1

    PoCで連携する既存システムの範囲が特定されている

    YesNo未確認
  2. 2

    連携に必要なAPI・データの提供範囲がIT部門と確認できている

    YesNo未確認
  3. 3

    テスト環境・ダミーデータで連携検証が可能かを確認した

    YesNo未確認
  4. 4

    本番連携時に追加で必要になる作業の見通しが立っている

    YesNo未確認
  5. 5

    データの取り扱い(個人情報・機密情報の範囲)が整理されている

    YesNo未確認
  6. 6

    情報システム部門・セキュリティ部門の確認フローが把握されている

    YesNo未確認

要点

  • 連携範囲はPoC段階で特定し、稟議に明記する
  • IT部門・セキュリティ部門の確認フローを早期に押さえる

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ステップ4: 段階的予算・稟議フロー

全体費用が固まる前でも承認を得やすくするための、予算設計と申請単位の観点です。

「全体費用が固まるまで承認が降りない」というジレンマは、構想・PoC・本番の3段階に分けて申請することで緩和しやすくなります。各フェーズで判断できる単位にスコープを区切ることがポイントです。

  1. 1

    構想・PoC・本番の3段階で費用レンジが整理されている

    YesNo未確認
  2. 2

    PoCフェーズの予算が、承認を得やすい単位に区切られている

    YesNo未確認
  3. 3

    予算区分(部門予算・新規事業予算・補助金等)の候補が挙がっている

    YesNo未確認
  4. 4

    稟議の承認ルート(決裁者・合議先)が把握されている

    YesNo未確認
  5. 5

    各フェーズの成果物と次フェーズへの移行条件が整理されている

    YesNo未確認
  6. 6

    見積もりの前提(スコープ・期間・体制)が文書化されている

    YesNo未確認

要点

  • 構想→PoC→本番の3段階で申請単位を区切る
  • 承認ルートと決裁者を着手前に把握する

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ステップ5: Go/No-Go・撤退基準

PoC後に「やめる判断」もできるよう、判断基準を着手前に決めておくための観点です。

「始めたが、やめる判断ができない」状態を避けるため、Go/No-Goの判断基準を着手前に決めておきます。撤退基準を稟議に含めることで、損失を限定できる計画として説明しやすくなります。

  1. 1

    Go(本番へ進む)と判断する条件が定義されている

    YesNo未確認
  2. 2

    No-Go(見直し・中止)と判断する条件が定義されている

    YesNo未確認
  3. 3

    判断のタイミング(中間・終了時)が決まっている

    YesNo未確認
  4. 4

    撤退する場合に確保できる学び・再利用できる成果が整理されている

    YesNo未確認
  5. 5

    判断を行う会議体・決裁者が決まっている

    YesNo未確認

要点

  • Go/No-Goの条件を着手前に文書化する
  • 撤退基準を含めることで「損失を限定できる計画」として示す

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ステップ6: ステアリング・進捗共有

経営層が判断でき、現場が軌道修正できる進捗共有の仕組みを設計するための観点です。

PoCの途中で軌道修正と意思決定ができるよう、進捗共有の頻度とフォーマットを事前に決めます。現場の週次共有と経営層の月次判断を分けると、報告負荷を抑えながら判断のタイミングを確保しやすくなります。

  1. 1

    進捗共有の頻度(週次・月次等)が決まっている

    YesNo未確認
  2. 2

    経営層・決裁者が判断するためのステアリングの場が設定されている

    YesNo未確認
  3. 3

    報告フォーマット(進捗・課題・次の判断事項)が用意されている

    YesNo未確認
  4. 4

    想定外の事象が起きた場合のエスカレーション先が決まっている

    YesNo未確認
  5. 5

    関係部門(業務・IT・法務等)への共有範囲が整理されている

    YesNo未確認

要点

  • 現場の週次共有と経営層の月次判断を分ける
  • 報告フォーマットを先に用意し、報告負荷を下げる

08

ステップ7: 推進体制

PoCを動かす社内体制と、外部支援を使う場合の役割分担を整理するための観点です。

PoCは技術検証だけでなく、業務・IT・法務など複数部門の協力が必要になります。社内の役割と、外部パートナーを使う場合の責任範囲を稟議段階で整理しておくと、着手後の停滞を避けやすくなります。

  1. 1

    PoCの主管部署と責任者が決まっている

    YesNo未確認
  2. 2

    業務側・IT側・法務側の窓口がそれぞれ把握されている

    YesNo未確認
  3. 3

    社内に確保できる工数(人・時間)の見通しが立っている

    YesNo未確認
  4. 4

    外部パートナーを使う場合の役割分担・責任範囲が整理されている

    YesNo未確認
  5. 5

    意思決定者(決裁権を持つ人)が明確になっている

    YesNo未確認

要点

  • 業務・IT・法務の窓口を着手前に揃える
  • 外部支援を使う場合は責任範囲を稟議段階で整理する

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集計シートの使い方

各ステップの項目について、Yes / No / 未確認 を選択し、ステップごとの準備状態を把握します。

ステップ項目数YesNo未確認
第2章目的・課題の明確化5
第3章検証仮説の設定5
第4章既存システム連携の範囲確認6
第5章段階的予算・稟議フロー6
第6章Go/No-Go・撤退基準5
第7章ステアリング・進捗共有5
第8章推進体制5
合計37

起案判断の目安は次のとおりです。

各ステップ大半を確認済

稟議に進められる状態

未確認項目をリスクとして付記したうえで、稟議の起案に進める

一部ステップが未整理

主要論点は押さえている

未確認項目を優先的に整理してから起案することを推奨

複数ステップが未着手

構想・体制の整理が不足

目的・体制・予算区分の整理を先に行うことを推奨

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Netsujoの活動実績

出典付きで確認できる、ワーキンググループ参画・登壇・受賞・メディア掲載の記録です。

  • 共催2026-05

    京都府(総合政策環境部デジタル政策推進課)と「みやこでIT 特別編|AIエージェント実践LT会@京都府庁旧議場」を共催(2026年5月30日)

    京都府 総合政策環境部デジタル政策推進課

    出典を見る →
  • ワーキンググループ2026-03

    2026年3月10日付で、京都府「Chain UP KYOTOワーキンググループ」に参画

    京都府 総合政策環境部デジタル政策推進課

    出典を見る →
  • 登壇・講義2025-06

    龍谷大学 Horizon・桃山学院大学テック部と共催「はじめてのブロックチェーン勉強会」に講師として登壇

    NPO法人 NEM技術普及推進会 NEMTUS(共催: 龍谷大学プログラミング部 Horizon ほか)

    出典を見る →
  • メディア掲載2025-03

    クリエイターズステーションにインタビュー掲載「異色の経歴を経て起業。ほとばしる"Netsujo"で体温あるデジタルソリューションを世界へ」

    クリエイターズステーション

    出典を見る →
  • 受賞2023-04

    NEMTUS Hackathon HACK+ 2023 最優秀賞(1st Prize)受賞作品「Cycle」(チーム: みやこでIT)

    特定非営利活動法人 NEM技術普及推進会(NEMTUS)

    出典を見る →

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Netsujoへのご相談

「稟議の論点が整理しきれない」「既存システム連携や段階的予算の組み立て方を相談したい」という場合は、初回30分の無料相談でご一緒に論点を洗い出します。社内承認に向けて、検証スコープと判断基準を整理する段階からご相談いただけます。

支援の標準範囲は以下です。

  • ・目的・課題の言語化と検証仮説の絞り込み
  • ・既存システム連携範囲の確認と本番移行の見通し整理
  • ・段階的予算・Go/No-Go基準の設計
  • ・ステアリング・進捗共有の設計

発行: Netsujo株式会社

問い合わせ: info@netsujo.jp

サイト: https://netsujo.jp

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