提案で、終わらせない
Netsujoが「実装型BizDev」を掲げる理由
Netsujoは、提案資料を納めて終わるコンサルティングではなく、構想の整理から技術の実装までを一貫して担う「実装型BizDev」を掲げています。なぜ、わざわざ実装まで踏み込むのか。京都発のスタートアップである私たちが、この立場を選んだ理由を正直に書きます。
これは方法論の解説ではなく、私たちの「考え方」の表明です。実装型BizDevという役割そのものの定義や進め方は、別記事に譲ります。
この記事の要点
- ▸実装型BizDevとは、構想整理から技術実装までを一貫して担う事業開発の進め方です。提案で終わる従来型コンサルとの最大の違いは「自分たちで手を動かすか」です。
- ▸Netsujoが実装まで踏み込むのは、構想の解像度は手を動かして初めて上がること、提案と実装の分断が失敗を生むこと、成果物まで責任を持ちたいことの3つが理由です。
- ▸京都を拠点に2019年からエンジニアコミュニティ「みやこでIT」を運営してきた経験が、構想を現場の実装につなげる姿勢の土台になっています。
— 01
「実装型BizDev」とは(短く)
実装型BizDevとは、構想整理(壁打ち)から技術検証、開発・実装までを一貫して担う事業開発の進め方です。提案資料を作って終わりではなく、動くもの・使われるものまで踏み込みます。
役割の定義や具体的な進め方は、別の解説記事にまとめています。本記事では、Netsujoが「なぜ」この立場を選んだのかに絞って書きます。
実装型BizDevの役割・営業やPMとの違い・実践ステップは、「実装型BizDevとは|役割と進め方」で詳しく解説しています。
— 02
従来コンサルとの違い(比較表)
「コンサルと何が違うのか」は最もよく聞かれる質問です。両者は対立するものではなく、関与する範囲と責任の終点が違います。
| 観点 | 提案・戦略整理型コンサル | 実装型BizDev |
|---|---|---|
| 最終成果物 | 提案書・戦略資料 | 動くプロダクト・使われる仕組み |
| 関与する範囲 | 構想・戦略まで | 構想から技術検証・実装・運用設計まで |
| 技術の扱い | 実現可能性は前提として扱う | 自分たちで触り、PoCで実証する |
| 責任の範囲 | 提案の納品まで | 動くもの・運用に乗るところまで |
| 向いている場面 | 方針・市場の整理が主目的 | 実装まで任せられる相手を探している |
どちらが優れているという話ではありません。方針・戦略の整理が目的なら提案型のコンサルが、実装まで任せたいなら実装型BizDevが向いています。
— 03
なぜ実装まで踏み込むのか
理由は3つあります。
構想の解像度は、手を動かして初めて上がる
机上の議論では「できそう」で止まりがちです。実際にコードを書き、外部サービスと繋ぎ、小さく動かしてみると、本当の論点が見えてきます。実装に踏み込むほど、構想は具体的で正直なものになります。
提案と実装の分断が、失敗を生む
提案する人と作る人が分かれていると、「実装できない提案」や「意図を取り違えた実装」が生まれます。構想から実装までを同じ視点で貫くことで、その分断による手戻りと曖昧さをなくします。
責任を、成果物まで持つ
資料を納めて終わりではなく、動くもの・使われるものまで責任を持つ。そこまでやって初めて、事業に対して誠実だと言えると考えています。
— 04
京都という場所
Netsujoは京都を拠点としています。私たちは2019年から、京都でエンジニアコミュニティ「みやこでIT」を運営してきました。勉強会や交流会を重ね、人と技術が交わる場をつくり続けてきた経験が、いまの姿勢の土台にあります。
コミュニティ運営は、提案だけでは成り立ちません。場を用意し、人を集め、続けるという「実装」の連続です。机上で語るより、まず動かして、現場で確かめる。その積み重ねが、事業開発のやり方にもそのまま表れています。
— 05
私たちが大事にすること
誠実であること
誇張せず、事実だけを語る。できることとできないことを正直に伝える。
手を動かすこと
評論ではなく実装で示す。動くものをつくり、現場で検証する。
小さく確かめること
一度に大きく賭けず、PoCで仮説を検証し、撤退基準も先に決める。
実装型BizDevは、肩書きではなく姿勢です。構想を語る人と、それを形にする人を分けない。提案の先にある「動くもの・使われるもの」まで責任を持つ。その一貫性こそが、私たちがお客様に提供できる最大の価値だと考えています。
— 06
どこから相談できるか
構想が固まっていなくても大丈夫です。次の3つのうち、いまの段階に近い入口から伴走します。
— 07
よくある質問(FAQ)
実装型BizDevとNetsujoの立場について、よく寄せられる質問をまとめました。
Q1実装型BizDevとは何ですか?
実装型BizDevとは何ですか?
構想整理(壁打ち)から技術検証、開発・実装までを一貫して担うBizDev(事業開発)の進め方です。提案資料の作成で終わる従来型のコンサルティングと異なり、動くもの・使われるものまで踏み込みます。役割や進め方の詳細は別記事「実装型BizDevとは」で解説しています。
Q2従来のコンサルティングと何が違うのですか?
従来のコンサルティングと何が違うのですか?
一番の違いは「実装まで自分たちで手を動かすか」です。提案する人と作る人が分かれていると、意図のズレや手戻りが起きやすくなります。実装型BizDevは構想と実装を同じ視点で貫くため、手戻りが少なく、構想の解像度も高まります。
Q3なぜNetsujoは京都を拠点にしているのですか?
なぜNetsujoは京都を拠点にしているのですか?
Netsujoは京都を拠点とし、2019年からエンジニアコミュニティ「みやこでIT」を運営しています。地域で人と技術が交わる場をつくり続けてきた経験が、構想を現場の実装につなげる姿勢の土台になっています。
Q4実装型BizDevはどんな企業・事業に向いていますか?
実装型BizDevはどんな企業・事業に向いていますか?
Web3・AIなどの先端領域で「やりたいことはあるが、実装まで任せられる相手がいない」という事業に向いています。構想が固まりきっていない段階からの壁打ちや、PoC(概念実証)で小さく検証したい段階から伴走します。
Q5小さく試すこともできますか?
小さく試すこともできますか?
できます。いきなり大きく作るのではなく、検証すべき仮説を絞ってPoCで確かめることを重視しています。撤退基準を先に決めておくことで、止めるべきときに止められる進め方を大切にしています。
Q6どの段階から相談できますか?
どの段階から相談できますか?
構想が固まっていない壁打ちの段階から相談できます。「やりたいことはあるが言語化できていない」段階の整理、PoCで小さく検証したい段階、要件が固まって実装に入りたい段階——いずれの入口からでも伴走します。
Q7費用はどのくらいかかりますか?
費用はどのくらいかかりますか?
段階や規模によって異なります。Netsujoでは、発注前の不安を下げるために固定価格のパッケージ(PoC設計・スマートコントラクト発注前監査・AI業務適用診断など)も用意しています。詳しくは料金ページや無料相談でご確認ください。
Q8内製化の支援もしてもらえますか?
内製化の支援もしてもらえますか?
可能です。実装を代行するだけでなく、社内に知見が残る形での伴走も重視しています。何を自分たちで持ち、何を任せるかの線引きから一緒に整理します。
まとめ
実装型BizDevを掲げるのは、構想と実装を分けないことが、事業に対して最も誠実だと考えているからです。手を動かすほど構想の解像度は上がり、提案と実装の分断による失敗も減ります。
京都でコミュニティを動かし続けてきた経験も、自社サイトを自分たちの道具で改善し続ける姿勢も、根は同じです。語るより、まずつくる。Netsujoはその一貫性を、これからも大切にします。
この記事の著者
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Web3・AIで新規事業を構想しているが、実装まで任せられる相手を探している方
コンサルと開発会社の違いに悩んでいる事業責任者
Netsujoの考え方・姿勢を知りたい方
