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システム開発2026.04.07約10分で読める

ブロックチェーン受託開発

開発会社の選び方と依頼の進め方

ブロックチェーン開発を外部に依頼する場合、通常のWeb開発とは異なる観点が必要です。

会社選定と依頼プロセスのポイントを整理します。

ー 01

受託開発と自社開発の比較

ブロックチェーン開発を受託に出すか自社で行うかは、エンジニア採用難易度とプロジェクトのタイムラインによって決まります。

受託開発
  • 即戦力のブロックチェーン専門エンジニアにアクセスできる
  • 内製化コスト(採用・教育)を抑えて開発に集中できる
  • 自社に知見が蓄積されにくい面がある
自社開発
  • 長期的に社内にノウハウが蓄積される
  • エンジニアの採用・育成に時間とコストが必要
  • ブロックチェーン専門人材の確保が難しい

受託開発が適しているケース

  • 開発期間が6ヶ月以内でスピードを優先する場合
  • 社内にブロックチェーンエンジニアがいない場合
  • PoCで技術検証を先行させてから内製化を検討する場合

ー 02

開発会社に依頼する際の5つの確認ポイント

ブロックチェーン開発会社の選定では、通常のシステム開発会社の評価軸に加えて、専門技術の深度を確認する必要があります。

01

ブロックチェーン固有の実績があるか

Webシステム開発の実績とブロックチェーン開発の実績は別物です。スマートコントラクト・DID・トークン設計など、領域別の納品実績を具体的に確認してください。

02

チェーン選定の提案力があるか

EthereumかPolygonかSymbolか——要件に合ったチェーン選定はプロジェクト全体のコストと性能に直結します。複数チェーンの特性を説明できるかどうかが判断基準になります。

03

セキュリティ対応の体制があるか

スマートコントラクトの脆弱性は資産損失に直結します。監査パートナーの有無、セキュリティチェックリストの提示、テストネット検証の手順を事前に確認してください。

04

コミュニケーション体制が明確か

担当者の窓口、定例報告の頻度、課題発生時のエスカレーションルートを契約前に確認します。開発中の認識齟齬は手戻りコストを大きくします。

05

保守・運用まで対応できるか

ブロックチェーンネットワークのアップデートやガス代の変動に対応できる保守体制があるかを確認します。納品後のサポート範囲と費用感をあらかじめ合意してください。

Netsujoの対応領域

Netsujoは上記5点すべてに対応できる体制を備えています。チェーン選定から監査パートナーの手配・保守まで一気通貫でサポートします。詳細はシステム開発サービスページを参照してください。

ー 03

依頼の進め方 — 4ステップ

ブロックチェーン受託開発の標準的な流れは「相談→要件定義→PoC→本番開発」の4フェーズです。フェーズを飛ばすほど後工程での手戻りコストが増加します。

01

STEP 01: 相談・要件のヒアリング

実現したいこと・課題・予算感・納期を整理して相談します。この段階で「なぜブロックチェーンが必要か」を言語化しておくと、その後の議論がスムーズになります。

02

STEP 02: 要件定義・技術選定

機能要件・非機能要件を文書化し、チェーン・スタック・セキュリティ方針を確定します。要件定義の精度が見積もり精度に直結するため、手を抜かないフェーズです。

03

STEP 03: PoC・プロトタイプ検証

コアとなる機能の動作確認をテストネットで行います。本番開発前にリスクを可視化し、要件の見直しや技術選定の修正をこの段階で完了させます。

04

STEP 04: 本番開発・テスト・リリース

PoC結果を踏まえて本番開発に移行します。スマートコントラクトの監査、本番チェーンへのデプロイ、セキュリティテストを経て、段階的にリリースします。

PoCを先行させる理由

ブロックチェーン開発では本番環境への修正コストが高く、設計ミスを後工程で修正すると損失が大きくなります。PoCで技術的な不確実性を潰してから本番に進むことで、総コストを下げられます。

ブロックチェーン開発の費用詳細を見る

ー 04

費用と期間の目安

ブロックチェーン受託開発の費用はプロジェクト規模・チェーン・連携システムの複雑度によって変わります。以下は外部ベンダーへの発注相場です。

スモール

200万円〜800万円

期間の目安: 2〜4ヶ月

スマートコントラクト単体の開発。既存システムとの連携なし、管理UIはシンプルなもの。

スタンダード

800万円〜3,000万円

期間の目安: 4〜8ヶ月

複数コントラクトの連携、既存DBとの統合、管理画面・フロントエンド込みの開発。

エンタープライズ

3,000万円〜

期間の目安: 8ヶ月〜

法規制対応・監査・大規模ユーザー対応を含む本格システム。金融・行政向け案件に多い。

費用を左右する主な要因

チェーン選定 — パブリック/プライベートの違いでインフラコストが変わる

監査要件 — サードパーティ監査の有無で200〜500万円変動する

連携システム数 — 既存DBやAPI連携が多いほど工数増

法規制対応 — 金融系・行政向けは法務確認コストが発生する

チェーン選定についての詳細

費用と開発期間はチェーン選定によって大きく変わります。EVM互換チェーン・パブリックチェーン・プライベートチェーンの選定基準については別記事で詳しく解説しています。

チェーン選定ガイドを読む

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